製品発表会では、リンクスインターナショナル 代表取締役の川島義之氏があいさつを行い、小型PC製品LIVAについて紹介。二年前に扱いを開始したLIVAは、認知度も向上。最初は小売り向けから始まったが、ソリューション販売や組み込み向けのボード販売でも実績を伸ばした。今回の発表会は、法人向けのLIVAや、ケータイ/スマホと連動した新しい提案、教育用タブレットが中心だ。

続いては、日本エリートグループの岡山偉信氏がスピーチ。LIVA X2 Proは、法人からの問い合わせが増え、Windows 10 Proが欲しいという要望に応えた機種とした。LIVE STATIONはIntelのNUCと外見が似ているが、Qi対応であり、スマホの充電にも使える点を強調。名前の通り「生活に密着して使ってほしい」という。教育用タブレットに関しては、これまでIntelのクラスメイトPC製造に携わってきている。過去に数百万台の製造を行っていたが、その経験を生かして今回の製品を発表したと経緯を述べた。

リンクスインターナショナル 代表取締役 川島義之氏

日本エリートグループ 代表取締役 岡山偉信氏

ゲストとして、プラネックスコミュニケーションズの藤澤利之氏が登壇。ネットワークカメラのソリューション「スマカメ」をベースとして、簡易性を企業ユーザーにも使ってほしいということで、PC用ステーションソフト「スマカメPro」を発表した。リンクスと協業して、LIVA X2 Proと組み合わせて販売したいと語る。

プラネックスコミュニケーションズ 副社長 製品開発統括 藤澤利之氏

LIVA X2を使ってスマカメProを動作させているデモ

スマホの専用アプリとQRコードを使い、ネットワークカメラを手軽に扱える「スマカメ」。複数台のカメラをPCで同時にチェックできる「スマカメPro」をリリース

プラネックスのサーバーを使わないダイレクトモード(かつカメラ6台まで)なら、アプリの費用だけで使える。多くのカメラを使っても、競合のネットワークカメラと比べて安価。セットアップに業者を呼ばなくてよい点がセールスポイント

LIVA本体とカメラをセットにした製品を考えているようだ