低価格スマホ、ARATAS DEVICE
ARATAS DEVICEは日本のクリエイターが筐体デザインを手掛けるプロダクトで、第1弾としてAndroid 5.1を搭載した「KAZE01」「KAZE02」のリリースが今春に予定されている。端末の製造は、中国の深センに本社を構えるKingtech Mobileを始めとする企業が担当。日本のほかアジア、米国、欧州など10以上の国や地域で年間30~50万台の販売を予定している。
両端末に共通する仕様は、以下の通り。5インチ HDディスプレイ(1,280×720)を搭載、プロセッサは1.3GHzのクアッドコア。ROM/RAMは8GB/1GBで、背面には800万画素の、前面には200万画素のカメラを搭載する。バッテリーは2,200mAh。KAZE01はブラック、ホワイト、イエローの3色で展開、サイズは144.8(H)×73.0(W)×8.1(D)mm。KAZE02はブラック、ホワイト、イエローの3色で展開、サイズは144.8(H)×73.0(W)×8.1(D)mm。
両端末ともグートがチップや基盤の選定から関わり、KAZE01は160USドル、KAZE02は140USドルと価格を抑えた。「デバイスだけで儲けるビジネスはしない」(横地氏)との言葉通り、後述するARATAS NETなどのサービスも併せて提供することで、経営展開していきたい考えだ。