ソニーは1月13日、テレビやエアコンといった家電を操作できるなど多機能なシーリングライト「LGTC-100/WHJ J1」と「LGTC-10/MLJ J1」を発表した。2016年度前半での商品化を目指す。電材卸事業者や住宅会社へ販売する予定だ。

LEDシーリングライトとマルチファンクションユニットを組み合わせて使用する

専用のLEDシーリングライトと、マルチファンクションユニットを組み合わせて使用する多機能ライト。マルチファンクションユニットは赤外線リモコンとして動作し、エアコンやテレビを操作できるほか、Wi-Fiを介してスマートフォンと接続。専用アプリから外出先でも赤外線リモコン機能を利用できる。人感センサーを内蔵しており、人が入室すると照明を自動で点灯させたり、人がいないとテレビを自動で消したりといったことも可能だ。

さらに、マルチファンクションユニットはスピーカーとマイクも搭載。スマートフォンに保存している音楽コンテンツや、ユニットに挿入したmicroSD/SDHCカード(2GB~32GBに対応)内の音楽を再生できる。そのほか、マルチファンクションユニットを設置した部屋と別の部屋からスマートフォンを介して通話できる「会話(インターホン)機能」、マルチファンクションユニットにメッセージを録音し、人を感知すると再生する「伝言(ボイスメッセージ)機能」を備える。

スマートフォンアプリの画面イメージ

家族の不在中に部屋の中で人の動きを感知すると、スマートフォンにメールを送信する機能も搭載。遠隔操作での照明点灯や、設定時間に照明を自動点灯させる機能とともに、防犯にも役立つ。

マルチファンクションユニットの最大外形サイズは直径225×高さ70mm。重量は1.1kg以下。ユニット内スピーカーのドライバ直径は46mmで、最大出力は約5W。LEDシーリングライトは最大外形サイズが直径660×高さ95mm。重さは3.9kg以下で、適用畳数は8畳相当。色温度は電球色(2,700K)~白色(6,500K)まで。カラーはLGTC-100/WHJ J1がソリッドホワイト、LGTC-10/MLJ J1がトランスペアレントホワイト。