子どもも大好き「栗きんとん」を手作りで
子どもの頃、おせち料理で一番美味しかったのが、栗きんとんだ。これもハンドブレンダーと電子レンジがあれば簡単に作れる。
まずはサツマイモの皮をむき、1cm角にカットして、水にさらしてアクを抜く。そして、栗の甘露煮のシロップと少しの水を加えて、電子レンジで10~15分ほど温める。この間2、3回、サツマイモと水分をかき混ぜる。水分が足りないようなら、甘露煮のシロップか水分を追加する。甘さを抑えたいなら、シロップの代わりにオレンジジュースを入れるのもありだ。
サツマイモが柔らかくなったら、ハンドブレンダーでつぶしていく。ここでもシロップかオレンジジュースでなめらかな食感に調整しよう。最後に栗の甘露煮を加えて完成だ。
ハンディブレンダーで「伊達巻き」も簡単
続いて、おせち料理の定番、伊達巻きを作ろう。本当の伊達巻きは白身魚のすり身と玉子を溶いて作る。しかし、すり身作りから行うのはハードルが高いので、すり身ははんぺんで代用するのが簡単伊達巻きだ。
はんぺん半分を一口サイズにカットして、ハンドブレンダーのカップに入れる。玉子2個を割り入れ、砂糖、塩、そばつゆを適量加える。そこにハンドブレンダーを差し入れて、なめらかになるまでしっかりと混ぜ合わせよう。
どろどろになったら、弱火で加熱したフライパンや玉子焼き器に多めの油をしいて、流し入れる。通常の玉子焼きのように加熱しながら混ぜたりせず、フタをして10~15分ほどゆっくりと焼いていく。ここの行程は、オーブンでも行えるため、やりやすい方法を選ぶといいだろう。市販の伊達巻きよりもは細くなるが、はんぺん半分、玉子2個の量で作ると中まで火を通しやすい。
なお、はんぺんや玉子の量が多いほど、太い伊達巻きができるが、その分表面が焦げやすくなる。また、砂糖の量が多いとこれもまた焦げやすくなるため、うまく調整して焼きたい。
中までしっかりと焼けたら、巻きすの上に置いて丸める。形が付くまで、しばらく放置しておこう。あとは1cmほどの厚みでカットして盛り合わせるだけだ。