2015年の年末を迎えた。子供の頃より、年末年始になるとテレビ番組が特別編成になるのが楽しみで仕方がなかった。映画やスペシャルドラマ、バラエティ番組、そして年一回のドキュメンタリーなど見逃せない番組は目白押し。ビデオデッキが自宅に導入されてから(30年近く前のことだ)、新聞のテレビ欄やテレビ情報誌とにらめっこしながら、録画する番組を決めるというのが、年末年始の恒例行事となっていた。それは大人になってからもずっと続いていた。
お父さんにも番組を見る時間を!
しかし、子どもに恵まれてから、そのスタイルは継続できなくなった。5歳を筆頭に3人の娘のいる我が家のリビングでは、「妖怪ウォッチ」「ポケットモンスター」「アンパンマン」「かみさまみならい ヒミツのここたま」「Go!プリンセスプリキュア」「いないいないばぁっ!」などなど……、多くの子ども番組がひっきりなしに、子どもたちの奪い合いで、再生されている。親が見たい番組を見る時間はなかなかとれず、録画済み番組はたまっていくばかりなのだ。
7月分や9月分の録画番組さえ消化できていないこの状況で、年末年始の特別番組を録画しても、到底見ることはできない。そこで、発想を転換し、録画番組を見る機会を大きく増やす方法を考えた。
それがポータブルテレビの導入だ。選んだのは東芝のREGZAポータブルテレビ「10WP1」。10.1V型の液晶画面を採用し、防水に対応しているため、キッチンや浴室でも安心してテレビ視聴が可能。さらにWi-Fi機能を搭載しており、リビングなどにあるレコーダーで録画した番組をネットワーク視聴できるのだ。
実際に10WP1を導入してから、録画番組の消費効率は一気にアップした。筆者だけが見たい番組は仕事場に10WP1を持ち込んで、作業中にながら視聴をしている。
もちろん、真剣に原稿を書いているときはテレビは見られないが、経理処理などの雑務を行っている時間なら問題ない。また、奥さんと一緒に見たい番組はダイニングテーブルで視聴。となりでは子どもたちがアニメなどを見ており、同時にそれぞれ好きな番組を見ることができるのだ。