Samsung Electronicsは12月8日、円形ディスプレイを搭載した腕時計型ウェアラブル端末2機種を発表した。カジュアルシーンに向いた「Gear S2」、本革ベルトを使用したシックなデザインの「Gear S2 classic」とも発売は12月18日で、NTTドコモとKDDIからも販売される。価格は未定。

Gear S2(シルバー)

Gear S2(ダークグレー)

Gear S2 classic(ブラック)

Gear S2とGear S2 classicは、2013年10月発売の「Galaxy Gear」、2014年5月発売の「Gear 2」「Gear fit」、2014年10月発売の「Gear S」に続く、同社の腕時計型ウェアラブル端末第4世代モデル。

1.2インチの円形Super AMOLEDディスプレイを搭載。ベゼルを回して操作する「サークルUX」、側面のホームボタンとバックボタンにより直感的に操作できる。IPX8相当の防水性能とIPX6相当の防塵性能を備えている。ランニングやサイクリングなど、選択したアクティビティのログを自動で記録する「アクティブトラック機能」を搭載。スマートフォンと連携し、トレーニング日記を付けることも可能だ。

通信面ではWi-Fi(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth 4.1、NFCに対応。新たに、Galaxyシリーズ以外のAndroid端末とBluetooth接続が可能になった。スマートフォンの対応OSは、GalaxyシリーズがAndroid 4.3以降で、そのほかがAndroid 4.4以降。バッテリー駆動時間が約72時間(省電力モード時で96時間)、内蔵メモリが512MB、ストレージが4GB。

Gear S2はサイズがW42.3×H49.8×D11.4mm、重量が約47gで、カラーはシルバーとダークグレーを用意。Gear S2 classicはサイズがW39.9×H43.6×D11.4mm、重量が約42gで、カラーはブラックのみ。