ニコンイメージングジャパンは11月11日、オンラインショップ「ニコンダイレクト」限定モデルとして、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX L840」を発売した。価格は税込34,800円。購入者にはレキサーのSDメモリーカード(8GB)をプレゼントする(なくなり次第終了)。
COOLPIX L840は、有効1,602万画素の1/2.3型原色CMOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ。焦点距離4~152mm(35mm判換算で22.5~855mmの画角に相当)と、光学38倍ズームが可能だ。電子ズームも組み合わせたダイナミックファインズームを使用すると、約1,710mm相当(35mm判換算)までの超望遠撮影ができる。レンズシフト式の手ブレ補正機構を持ち、3.0段分(望遠端で測定)の補正効果が得られる。
3型の背面モニターはチルト式。ローアングルやハイアングルでの撮影に役立つ。画面の輝度は5段階で調整可能だ。
鏡筒には望遠時に見失った被写体をズームバックすることで再び捕捉できるクイックバックズームボタンと、サイドズームレバーを装備。カメラをホールドしながらズーミングできるサイドズームレバーを使用することで手ブレを低減できる。撮影に適した設定を一括で行う「月モード」と「野鳥モード」も搭載した。
接続機能として、Wi-Fiを搭載。無料の専用アプリ「Wireless Mobile Utility」を通じて、スマートフォンなどへ撮影画像をワイヤレスで転送できるほか、スマートフォンからのリモート操作も可能だ。NFC(近距離無線通信)もサポートし、対応端末であれば、ワンタッチでWi-Fi接続できる。
そのほか主な仕様は、開放F値が広角端でF3.0、望遠端でF6.5、対応感度がISO125~ISO1600(オート撮影モードではISO3200、ISO6400も設定可能)となっている。背面のモニターは3型・約92万ドットのTFT液晶方式。20MBの内蔵メモリを持つほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットを備える。電源は単3形乾電池×4本、もしくは単3形ニッケル水素充電池「EN-MH2」×4本。EN-MH2を使用した場合の撮影可能枚数は静止画で約740コマ。サイズは約W113.5×D96×H78.3mm、電池とSDカードを含む重量は約538gとなっている。