いまや、スマートフォンのハイエンド、メインストリーム機種は5インチオーバーサイズとなってしまった。それも5.5インチサイズのものも少なくない。たしかにネットにしろ、電子書籍にしろ、ディスプレイサイズが大きいことで快適性は高まるが、普通の人が日常的に使うスマホとしてはオーバースペック、オーバーサイズな気がしないでもない。

5.5インチサイズになると、ズボンのポケットに入れるにも大きすぎる気がする。最近では、そんな5インチオーバーのスマホを複数持ち歩く僕は、いつもポケットがパンパンだ。上着を着られないときは、ポケットがたくさんあるトラベルベストを着たりしている。

旅行の時などはタブレット代わりに使えて便利かとも思うが、日常的には4.5~5インチ級のスマホのほうが取り回しがいいのではと感じるのも事実だ。このあたりのサイズのスマホは日用品として優れたサイズ感を持っていると思う。

そうした声を踏まえてか、日本のスマホメーカーも大画面なメインストリーム機種以外に4.5~5インチのディスプレイを搭載したコンパクトな機種を用意していることが多い。ドコモの2015-2015冬春モデルである「arrows Fit F-01H」(富士通製)もそのひとつ。実機に触れる機会があったので、その使い勝手や感想をお届けしよう。

5インチディスプレイ搭載のコンパクトボディな「Arrows Fit」

名前通り手にフィット

この機種は5インチHD解像度のディスプレイを搭載している。フルHD(1,080×1,920ドット)ではなく、HD(720×1,280ドット)なわけだ。数年前、日本のメインストリーム級スマホがそろって5インチフルHD解像度のディスプレイを搭載した時期があったが、そのとき、やや文字が小さく表示され過ぎるのでは? という気がしていたぐらいなので、この程度の解像度でも実用上の問題は感じない。

このディスプレイは液晶ではなく有機ELなので明度が高くコントラストが高い。明るいところでも使いやすそうだ。動画の視聴も快適だ。

ちなみに、このArrows Fitのボディサイズと重量は、高さ約141mm×幅約69mm×厚さ約 8.9mm/約149gになる。厚さ8.9mmというのはなかなかに薄い。

実際に手に持つと非常にコンパクトに感じ、握りやすい。このボディ表面はつるつるなのだが、ボディがコンパクトなおかげでしっかりとグリップできる。この表面のコーティングは「ウルトラタフガード」と呼ばれる独自技術で、傷を防ぎ長期間美しいボディで快適に使えるという。

左サイドにボリューム

右サイドに電源スイッチとSIM・microSDスロット

ボトムにはUSBポート。カバー付き

トップにはイヤフォンジャックが

最近多い、SIMとmicroSDの一体型スロット

背面の様子