日本HPは15日、法人向けのビジネス2-in-1タブレット「HP x2 210 G2」を発表した。販売は同社のオンラインストア「HP Directplus」限定で、発売日は11月中旬。直販価格は税別64,000円から。
HP x2 210 G2は、キーボードから液晶ディスプレイを取り外せるデタッチャブルタイプの2-in-1ビジネスタブレット。タブレットはタッチ操作で使えるほか、キーボードに接続してクラムシェル型ノートPCのようにしたり、液晶ディスプレイを通常とは反対の向きにセットして画面を相手側に見せたりと、合計5種類のスタイルで利用できる。別売りのデジタイザーペンを使ったペン入力にも対応する。
ラインナップとしては、ストレージとメモリ容量の異なる2モデルを用意。上位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Atom x5 Z8300(1.44GHz)、メモリがLPDDR3 4GB、ストレージが64GBフラッシュメモリ(eMMC)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1ワイド(1,280×800ドット、10点マルチタッチ対応、IPS)。OSにはWindows 10 Pro 64bitを搭載する。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac(1×1 MIMO)、Bluetooth 4.2に対応。主なインタフェースは、USB 3.0×1、USB type-C 2.0(充電兼用)、MicroHDMI×1、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、キーボード接続用ドッキングコネクタなど。
720p(1,280×720ドット)のカメラ機能を搭載しているほか、サウンドエンジンとしてB&O Playに対応し、内蔵のステレオマイクはノイズキャンセル機能を備える。本体サイズはタブレット時でW264×D173×H9.65mm、キーボード装着時でW264×D182.6×H19.84mm。重量はタブレット時で約598g、キーボード装着時で約1139g。バッテリ駆動時間は後日公開の予定。
一方、下位モデルはメモリがLPDDR3 2GB、ストレージが32GBフラッシュメモリ(eMMC)となる以外は、上位モデルと同じ構成。