パナソニックブースの見どころ

CEATEC JAPAN 2015のパナソニックブースは、大きく4つのコーナーに分けた展示内容となっている。まずは、「くらしにもっと憧れを」をテーマに、インテリアと家電が融合した2018年~2020年の住空間を展示した「Better Living Tomorrow」。そして、"ニッポンの心づかいと美意識をかたちに"をコンセプトにした家電製品「Jコンセプト」。参考出品を含めて最先端の4K技術を展示する「Panasonic 4K」。ブランド誕生から50周年の節目を迎えた「Technics」、といったゾーン分けだ。

Better Living TomorrowとJコンセプト

「Better Living Tomorrow」では、キッチン、ダイニング、リビング、ベッドルームの4つの住空間を通じた提案を行っており、キッチンではパーソナルキッチンスクリーンを核に家電機器が互いにつながり、クラウドサービスを通じて自宅にプロのシェフと栄養士がいるかのような豊かな食生活を提案する。

パーソナルキッチンスクリーンに様々な情報を提供する

透明スクリーン。普段は窓として利用して、キッチンを演出する

ダイニングでは、透明スクリーンやスマートダウンライトによる空間演出や情報通知により、自然と会話が生まれる楽しいだんらんのひとときを演出する。リビングではアンビエントディスプレイや、カーペット内蔵型スピーカーなど、住空間に溶け込んだ映像、音響装置により、一人でも、みんなでも思い思いにくつろげる空間を作り上げる。

ベッドルームでは、鏡の前に座ると顔認識技術により、その日の体調をチェックしたり、その日にあわせたメイク方法を勧めてくれるインタクラクティブミラー、生体リズムに基づいて動作するサーカディアン照明システムなどによる快眠プログラムを展示。自宅にプロアドバイザーがいるかのような自分らしく、美・健康を高められる生活を提案するという。

アンビエントディスプレイ。表示情報にあわせて最適な画面サイズに変わる

カーペット内蔵型スピーカー。四隅にスピーカーがある

インタクティブミラー。鏡の前に座るとその日のお勧めメイクを提案する

「Jコンセプト」では、エアコン「Xシリーズ」、トップユニット冷蔵庫「NR-JD5100V」、縦型洗濯機「NA-JFA801」、スチームオーブンレンジ「NE-JBS652」、可変圧力IHジャー炊飯器「SR-JX055」、紙パック式掃除機「MC-JP510G」といったJコンセプト製品を一堂に展示。

Jコンセプト製品群を一堂に展示している

Panasonic 4KとTechnics

「Panasonic 4K」では、HDR対応高輝度次世代テレビを参考出品するほか、Ultra HD Blu-ray対応のDIGAプレミアムモデル「DMR-UBZ1」も展示。デジタルカメラ「LUMIXシリーズ」における4Kシネマ、4K PHOTO、世界初の6コントロール手ぶれ補正システム「Dual I.S.」も体験できる。

4Kを見る、撮る、残すという観点から提案

HDR対応高輝度時代テレビ

世界初となるUltra HD Blu-rayレコーダーの再生デモ

4K PHOTOの体験コーナーも用意している

「Technics」では、1月22日に発売予定のプレミアムクラス「SC-C500」およびステレオヘッドホン「EAH-T700」を展示。試聴ルームでは、C500シリーズとR1シリーズ、C700シリーズのデモを体験できる。ダイレクトモータードライブモーターを搭載したアナログターンテーブルも参考展示している。

Technicsは試聴ルームを用意

2016年度中に発売するアナログターンテーブル