東京オリンピックに向けて4Kが浸透
一方で、テレビ市場においては2020年の東京オリンピックに向けて、国内テレビ市場が、再び1,000万台規模に達するとの見通しを明らかにし、「4Kテレビの世帯普及率は2015年度の約25%から、2020年度には約70%に拡大する」とした。
パナソニックでは、4Kを「見る」「撮る」「残す」という3つの観点から取り組んでいることを示した。今回のCEATEC JAPAN 2015においても、「見る」では、HDR対応高輝度次世代テレビを参考出品しているほか、Ultra HD ブルーレイレコーダーを展示。「より人の目で見たものに近い映像を提供する」という。
2015年11月には、世界初のUltra HD ブルーレイ再生対応レコーダーであるDMR-UBZ1を発売する。これは、ハリウッド研究所で培った技術を採用したものであり、独自の4Kリアルクロマプロセッサplusを採用することで高画質再生を実現した。
また、18Gbpsの世界最高転送速度を実現するプレミアムハイグレードタイプHDMIケーブルも参考出品した。2016年には4K放送が開始されることになる。パナソニックは4Kの世界をリードしていくことになる」と述べた。
「撮る」「残す」では、最新となる第3世代「4K PHOTO」技術の強みアピール。4K PHOTOの進化として、撮影後にフォーカスポイントの異なる写真を選択できる4Kフォーカスセレクト機能を紹介してみせた。