50周年を迎えるTechnics

パナソニック 役員 アプライアンス社 常務 ホームエンターテインメント事業部テクニクス事業推進室長の小川理子氏

続いて、パナソニック 役員 アプライアンス社 常務 ホームエンターテインメント事業部テクニクス事業推進室長の小川理子氏が、今年50周年を迎えるTechnicsブランドの新製品について説明した。

「Technicsは、音にも、デザインにも妥協しない製品である。今回のCEATEC JAPAN 2015では、音、技術、デザインにこだわった、新たなコンセプトの製品を展示している。空間のすべてがリスニングポイントとなる新製品のOTTAVA SC-C500を、私は、『音の宝石箱』と呼んでいる。これまでオーディオにこだわったことがなかった人、オーディオは男性のもと考えている人に、出会ってもらいたい製品。宝石のような音を体で受け止め、音を楽しんでほしい。オーディオ愛好家だけでなく、こだわりの音楽愛好家にも広げていきたい」とメッセージを発信した。

小川氏が「音の宝石箱」と表現する新製品「OTTAVA SC-C500」

Technicsとパナホームが新たな住空間を提案

また、「アナログターンテーブルを2016年度に発売する」と語り、「古きよき音楽体験してきた人に加えて、アナログを新たなものとして捉える若い人たちにも提供していきたい製品。従来よりも安定した滑らかな回転を実現し、伝統の音響技術と先進のデジタル技術が融合したものになる」とした。

加えて、「Technicsの技術をBtoBへも応用したい。それは、住空間への応用ともいえるものであり、Technicsの技術によって、住空間の価値をさらに高めることができる。パナホームと一緒になって、家電と住空間から生まれる新たな価値を提案していく。Technicsは今年50周年を迎えるが、これからの50年にも期待してほしい」と語った。