レコメンドの儀式
この契約のあと、Netflixサービスが開始される前にまず、視聴する機器の種類を選択し、さらに視聴者情報を登録する。
続いて、いくつかのタイトルが表示され、ユーザーはそのなかから、3タイトルを選択する必要がある。
これはユーザー好みのタイトルを表示するレコメンド機能の最初の儀式だ。ユーザーの情報がゼロでは、タイトルのおススメもしようがないので、まずはここで情報を集めるということのようだ。
そして、実際のサービスメニューの表示前にはログインするユーザーを選択する。複数のユーザーが登録できるということは、その人ごとに視聴情報が記録され、同じIDで視聴していても、それぞれレコメンドが変わってくるということだろう。
メニュー画面のタイトル表示
起動すると、ジャンルごとにタイトルが横並びに分類されている。一番上は視聴履歴で自分が視聴したタイトルが、2列目は「マイリスト」で自分のお気に入りタイトルが表示される。
3列目からは普通のタイトル表示で、上から「人気のタイトル」、「国内映画」、「アニメ」、「国内TV番組・ドラマ」、などジャンル別とユーザーへのおすすめが表示されるほか、ユーザーが視聴した特定のタイトルに対して、「Sense8をご覧になったあなたへ」という感じに類似おすすめタイトルを表示したりするのが目新しい。
この類似タイトルのおすすめは1つだけでなく、いくつも表示される。ユーザーは自分好みのタイトルを見つけやすくなりそうだ。これがNetflix自慢のレコメンド機能の一端なのだろう。