アプリックスIPホールディングスは11日、ポスターやポップなどの販促物に貼付し、ボタンを押すことで商品のツイートができる「リアルTwitterボタン」が、小田急線の交通広告の実証実験に採用されたと発表した。

掲示されるポスターと「リアルTwitterボタン」のイメージ

「リアルTwitterボタン」は、ポスターやポップなどの販促物に貼付できるBeacon機器。ボタンを押すことで、スマートフォンを経由し、ツイート画面が立ち上がる。利用するには専用アプリ「hubea」のダウンロードが必要となる。

同社は、これまで駅貼のポスターなどの交通広告では、広告を見る通行人への情報提供に留まっていたとし、「リアルTwitterボタン」を活用することで、情報を拡散できる新たな広告媒体として、広告主と生活者の双方のコミュニケーションが可能になるとしている。また、ツイートのタイミングや内容から、より効果的な出稿につなげることや、商品に対する生活者のリアルな声を把握できるマーケティングツールとしても活用できるという。

今回、小田急線の駅に掲示されるポスターは、Webコミック誌「COMICSメテオ」で連載中の「危ノーマル系女子」第3巻の発売に合わせてのもの。掲出期間は、8月24日から9月20日。掲出駅は、新宿駅/代々木上原駅/下北沢駅/経堂駅/読売ランド前駅/町田駅/相模大野駅/海老名駅/大和駅/湘南台駅/藤沢駅の全11駅。