使い方その1:天気、動画、買い物など多様な情報の通知

「myThings」の中で設定が簡単で最初に試してみたいのが、サービスの更新状況によって通知を行なうリマインダー的な使い方。通常、リマインダーというとスケジュールやカレンダーアプリの延長で決まった日時に通知を送る仕組みを思い出すが、「myThings」を使えば様々な状況で通知を出すことが可能だ。

例えば、Dropboxとメールを組み合わせるとDropboxの共有フォルダに誰かがファイルを追加した場合の通知、YouTubeとメールで好きな動画チャンネルの更新情報、とネットサービスとメール・プッシュ通知を組み合わせるだけで簡単に条件付きの通知やリマインダーとして使える。

メール・プッシュ通知と組み合わせるだけですぐに通知機能が持たせられる

筆者がいろいろ試してみて一番使いどころが多そう、と思ったのが、Yahoo! 天気・災害とメール・メッセージの組み合わせだ。

  • 気温が30℃超える場合にプッシュ通知で注意喚起をうながすプッシュ通知を出す

  • 明日の天気が晴れの場合、洗濯物を漬け置き洗いしておく旨のメールを送る

Yahoo! 天気・災害とメール・プッシュ通知の組み合わせで簡単に天気予報の通知が作成できる

設定するとこのように通知される

Yahoo! 天気・災害の他にも、ネットショッピングをよく利用する場合はYahoo! ショッピングとメール、動画を観る場合ならYouTubeやGyao!のチャンネルとメールなど、自分のライフスタイルに合わせた通知を設定するのがおススメ。

2015年7月現在、連携できるデバイス・サービスとして30チャンネルが登録されている

また、デバイスと「myThings」を組み合わせたい場合も、この通知を送る形式の使い方が操作しやすく無難。例えばFitbitなど活動量計で一定以上のカロリーを消費したら「今日はケーキを食べてもOK」といったメール通知を、ウェザーステーションのnetatmoで測定した室温が28℃以上だった時は「扇風機じゃなくエアコンを使おう」というプッシュ通知など。このあたり、工夫次第でおもしろくなりそうだ。