スケジュール管理はすべて「カレンダー」で、というiPhoneユーザはかなり多いのではないだろうか。iCloudを通じて他のiOSデバイスと同期できるだけでなく、届いたメールに記載された日時をもとにイベントを作成するなど、他のアプリとの連係も考慮されている。手が塞がっているときは、Siriに話しかけてイベント作成してもいい。イベントの到来前には通知してくれるので、もの忘れが激しいお年頃にはありがたい存在だ。
そんな「カレンダー」だが、イベント作成の基本はやはり手入力。目的の日付を表示し、希望の時間帯を長押し(プレス)すればタイトルや場所、開始/終了時刻を項目として持つ画面が現れるので、そこに必要な情報を入力していく。
手入力で作業するときには、「イベントのドラッグ」を活用しよう。画面上をプレスすると「新規イベント」の吹き出しが現れること、プレスした指を離さず上下方向へドラッグするとイベントの開始時刻を調整できることはいいとして、それ以外のテクニックを知っているかどうかで作業効率が変わってくるのだ。
まずひとつが、左右方向へのドラッグ。画面の左右方向へドラッグすると、プレスを開始した日付の1日前/後にカレンダーの表示が変わるのだ。イベントの日付が火曜のはずが月曜/水曜だったというときでも、いちいちイベントを作成し直す必要がなくなる。プレスした指を離さずドラッグを続ければ、4日前でも6日後でも変更可能なので、ぜひ覚えておきたいテクニックといえる。
もうひとつが、イベントのキャンセル。プレスした指を離すとイベント作成画面が現れてしまうため、不要になったイベントはキャンセルボタンをタップして削除することになるが、画面のいちばん下(今日 カレンダー 出席依頼と表示されたエリア)へドラッグするか、iPhoneを水平方向に持ち替えれば、イベント作成画面を表示することなくキャンセルできる。やっぱりやめた、というときでもサッとキャンセルできるので、覚えておこう。
操作手順をカンタン解説
(提供:iPad iPhone Wire) |