暦の計算は面倒なもの。1週や1月といった単位であれば苦はないが、月をまたいだ20日後とか50日後となると、カレンダーを横目に指折り数えてしまう人も多いはず。100日後、150日後あたりになってくると、数え間違いも出てくる。計算しようにも公式があるのやらないのやら……そう度々あるタスクではなし、場当たり的にやり過ごしてはいないだろうか。

iPhoneには「カレンダー」という文字どおりの暦アプリがあるが、相対的な日時指定はあまり考慮されていない。iOS 8になってから、週番号の表示が可能になり(「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」の画面にスイッチがある)、年初から通算した日数を求めることは容易になったが、「4月12日から100日後」や「10月28日から150日後」といった計算に手間取ることに変わりはない。

「○○日後」が何年何月何日なのか知りたい場合は、Siriに訊ねることが近道だ。ホームボタンを長押ししてSiriを起動し、「今日から○○日後は何曜日」と話しかけてみよう。話しかけた日が2015年3月6日であれば、「2015年6月14日日曜日です」と、年月日に曜日を添えて答えてくれるはずだ。

このとき、「今日から○○日後は」と「何曜日」を省略してしまわないことがコツだ。省略しても年月日を正しく計算したうえで答えてくれるものの、「2015年6月14日はなにも予定がありません」と予定の有無がチェックされてしまう。曜日を確認できたほうがなにかと有益なので、「今日から○○日後は何曜日」というフォーマットを使うことがお勧めだ。

操作手順をカンタン解説

1 Siriに「今日から○○日後は何曜日」と話しかけると、すぐに「○○○○年○月○○日○曜日です」と答えてくれる

2 「何曜日」を省略すると、予定の有無が確認されるので少々煩わしく感じることも。曜日がわかったほうがなにかと便利なので、「今日から○○日後は何曜日」と話しかけたほうがいい

(提供:iPad iPhone Wire)