日本時間の7月1日0時ちょうど、iOS 8.4とOS X 10.10.4のダウンロード配信が始まり、アップデートが完了し次第、Apple Musicが利用できるようになった。日本でのサービスインは相当ギリギリまで交渉が難航したという噂もあるが、蓋を開けてみればスタート当初から約数百万曲が用意され、世界同時スタートに間に合わせることができた。

Apple Music

最初の3カ月は無料で体験

Apple MusicはiOS 8.4に標準搭載され、誰もが利用できる形で提供される。「設定」「一般」「ソフトウェアアップデート」からiOS 8.4にアップデートすると、「ミュージック」アプリのアイコンが、赤地に白抜きの音符マークから、白地にカラフルな音符マークのそれに変わる。

このまま「ミュージック」を起動すると、最初にApple Musicを体験するかどうかの確認画面が表示されるので、使ってみたい人はここで上のボタンをタップしよう。Apple Musicは月額980円(ファミリープランは1,480円)のサービスだが、最初の3カ月は無料で使えるので、まずはどんなものか、体験してみることをお勧めする。本稿の最後に、自動更新の切り方も紹介しておくので、合わせて参考にしてほしい。

「ミュージック」を起動するとこの画面が表示される。Apple Musicを体験してみたい場合は上のボタンをタップ。興味がないという人は下のボタンでマイミュージックだけにアクセスできる

料金プランを選択。3カ月経過後は有料になるので、そのときのプランになる。ファミリーを選択できるのはApple IDでファミリー共有を利用している人だけだ

どちらを選ぶにせよ、アプリのインターフェースはすでにApple Music仕様に変わり、タブバーのアイコンは完全にApple Musicに最適化されている。

以前のバージョン(画像左)と比較すると「ミュージック」アプリのインターフェースはかなり変化した。タブバーからはこれまでの「Genius Mix」は姿を消し、「プレイリスト」「アーティスト」「曲」「アルバム」「ジャンル」「コンピレーション」「作曲者」は「My Music」に集約された