SPH-DA700とCarPlayの実力を見る

SPH-DA700は、スマートフォン/タブレットや、最近のハイエンドカーナビでも見られるようになった静電容量式パネルの6.2型ディスプレイを搭載。iPhoneと同様の感覚でタップやスワイプ、フリックといった操作が行える。左側にはタッチタイプのハードウェアスイッチが用意されており、音量調整などはここで行う。

撮影環境の関係で、写り込みが多くて申し訳ない。いわゆる2DINサイズのユニットだ

単独での操作はタッチ操作が中心だが、CarPlayに接続すると音声認識での操作が中心となる。音声操作のために、国内メーカーの純正ステアリングスイッチに対応するためのケーブルがオプションで用意されており、これを接続すると、ステアリングスイッチから音声アシスタント「Siri」を呼び出せる。

今回の試用車両にはこうしたスイッチがなかったが、この場合は、各機能の中で入力が必要になる場合、自動的に音声入力が起動するようになっていた。マイクはiPhoneのものを利用するが、音楽を流している時でも、認識率はなかなか良好だった。

iOS 7.1以上を搭載したiPhone(Lightningコネクター搭載モデルに限る)を接続すると、自動的に認識され、画面もCarPlayモードに切り替わる。CarPlayモードでは、画面上に最大8つのアイコンが表示され、各機能はアイコンをタップして起動する。また、アプリを追加インストールしてある場合は、画面を左右にフリックして切り替えられる。このあたりはちょうどiPhoneとまったく同じ感覚で操作できる。

今回は左ハンドル車で試用したため、ホームボタンや時計表示が左側にあるが、右ハンドル車ではこれを右に移動できる。また、音量などはSPH-DA700のハードウェアボタンをそのまま利用する