スッキリした内部に、潔いストレージ構成
本体内部は非常にスッキリとまとまっている。ゲーム性能のカギとなるCPU~GPU~メモリの水準が高いため、標準構成のままでも今後数年は現役でいられるはずだ。
ただ今どきノートでもSSDが標準搭載なのに、本製品の搭載ストレージは2TBのHDDのみ、という割り切った構成なのはどうか……と思うかもしれない。しかし中途半端な容量のSSDを載せて価格を上積みされても、かえって邪魔になるだけ。特に最近のゲームは1本で30~60GBくらい平気で消費するため、大容量のSSDを載せるか、さもなくば潔く大容量HDDにしたほうがいいのだ。「NEXTGEAR i640PA5-SP-BDO」はコアゲーマーやPC上級者の考える"ツボ"を抑えたスペックになっている。もちろんBTOを利用して高速なSSDを追加することも可能だ。
またCPUクーラーは、今どき珍しい小型のトップフロー式が採用されているが、BTOでより静かで冷却効率の高い、簡易水冷式への変更にも対応してくれる。標準構成のままでも動作に問題はないが、夜中にゲームを遊ぶことが多い人は、より静かな水冷タイプへの変更も検討するといいかもしれない。