Apple Watchで「アクティビティを生成」する

Appleの開発者向けの文書では、「Apple Watchでアクティビティを生成する」という表現が使われていたので紹介しておこう。

Apple Watchで何かを始めて、他のデバイスに引き継ぐ。そのきっかけは通知であり、グランスであり、あるいは能動的にアプリを開いて使い始めることである。何らかの動作の「起点」として、Apple Watchを活用することが、期待されていると考えられる。

一方で、グランス以外、Apple Watchが他のデバイスの作業や処理を引き継ぐことはない、とも明記されている。これは、処理性能の問題や、バッテリーの節約という面での「仕様」だ。ただ、実際にApple Watchを使っていると、現段階では通知とグランスが充分に機能しているように見受けられるため、この仕様に特に問題を感じることはない。

むしろこの制約の中で、Apple Watch起点のユーザー行動を以下に創り出すか、に注力したほうがよいのではないか、と思う。Apple Watchきっかけで何かをし始める「何か」を作り出せるアプリに注目していくべきだろう。