Apple Watchのキラーコンテンツの1つは、アクティビティ計測だろう。1日中、心拍数を10分に1回ずつ取りながら、着けている人がどんな生活をしているのかを計測し、知らせてくれる機能だ。あるいは、より能動的に運動をする際の計測にも利用できる。常に進捗を確認することができる仕組みは、日々の行動を少しずつ変えてくれる。
3つの「アクティビティ」
Apple Watchで計測するアクティビティの機能は、3種類ある。まずは、歩いたり、何らかの動作をした際のカロリー消費を計測する「ムーブ」。この消費カロリーの目標「ムーブゴール」は、自由に変更することができる。例えば300キロカロリー、あるいは500キロカロリー、といった具合だ。
続いて、早歩き以上の負荷の運動時間を計測する「エクササイズ」。こちらは1日の目標として30分が設定されている。エクササイズ機能は別に用意されているが、Apple Watchが運動負荷を見ながら自動的に加算してくれる仕組みだ。駅の乗り換えなどで早歩きした3分間や、階段を駆け上がる1分間なども加算されているようだ。
そして最後は、「スタンド」。1時間に1分以上立っていたかを計測する機能で、その1時間に座り続けていると判断されると、毎時50分頃に「そろそろ立ちましょう」とApple Watchに通知が来る。1日のスタンドの目標は1時間に1分以上を12時間となっている。
その他にも、4時間ごとにアクティビティの進捗具合を通知する機能も用意されており、例えば午後、あるいは夜に少し活発に動いた方がよさそう、という確認にもなる。