デルのゲーミングPC「ALIENWARE」ブランドから登場している13型ノートPC「ALIENWARE 13」は、ディスクリートGPUとしてGeForce GTX 960Mを搭載する、高性能なゲーミングノートPCだ。単体でも快適に3Dゲームをプレイ可能な性能を備えるが、ALIENWARE 13には大きな特徴がある。
それは、拡張ボックス「ALIENWARE Graphics Amplifier」を利用することで、デスクトップ用グラフィックスカードを増設し、3D描画能力を強化できるという点だ。今回、ALIENWARE 13とALIENWARE Graphics Amplifireを試用する機会を得たので、仕様や性能をチェックする。
■主な仕様 [製品名] ALIENWARE 13 プレミアム [CPU] Intel Core i7-5500U(2.4GHz) [メモリ] 8GB [グラフィックス] Intel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、NVIDIA GeForce GTX 960M 2GB [ストレージ] 1TB HDD [光学ドライブ] なし [ディスプレイ] 13型IPSワイド液晶(1,920×1,080ドット) [OS] Windows 8.1 Update 64bit [サイズ/重量] W328×D235×H27.9mm/約2,058g [直販価格(税別、2015年5月上旬時点)] 159,800円 |
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ゲーミングPCらしい特徴的なデザイン
ではまず、ALIENWARE 13本体の外観をチェックしていこう。ALIENWARE 13は、13型の液晶を搭載するノートPCだ。本体角を切り取るなどALIENWAREシリーズらしい直線的なデザインとなっている。天板や電源ボタンには、シリーズおなじみ、エイリアンのエンブレムを採用しており、このあたりからもシリーズ独特の雰囲気を醸し出す。
ボディは樹脂製の素材を採用しており、見た目にはそれほど高級感が感じられない。ただ、天板のスリットやエイリアンエンブレム、キーボードなどにはバックライトが搭載され、鮮やかなカラーで光るようになっているため、見た目以上に派手な印象を受ける。このあたりはゲーミングPCらしい特徴と言えそうだ。
本体サイズはW328×D235×H27.9mm、重量は2,058g。13型ノートPCとしてはやや大きく重いかもしれないが、本格的なゲームプレイをメインターゲットとしていることを考えると、大きな不満は感じない。もちろん、持ち運んで好きな場所で利用できる部分は、ゲーミングデスクトップに対する優位点となるだろう。
なお、ALIENWARE 13のラインナップには、スタンダード、プレミアム、プラチナ、スプレマシーという4モデル(グレード)が用意されている。このうち最上位のスプレマシーは、上述の拡張ボックス「ALIENWARE Graphics Amplifier」とのセットモデルだ。今回はプラチナモデルとALIENWARE Graphics Amplifier(直販価格は29,796円)を試用した。