続いては「LIFEBOOK GH77/T」のベンチマーク結果だ。Windows 8.1の快適さを計測する「Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)」の結果については以下の表のとおり。スコアはほかの機種と比較しやすいように、「Windowsエクスペリエンスインデックス」として表記している。

Windowsシステム評価ツールの結果(Windowsエクスペリエンスインデックス)

CpuScore(プロセッサ) 7.9
MemoryScore(メモリ) 8.1
GraphicsScore(グラフィックス) 5.9
GamingScore(ゲーム用グラフィックス) 5.6
DiskScore(プライマリハードディスク) 5.9

Windowsシステム評価ツールの結果

グラフィックス周りのスコアはWindows 8.1の快適さに大きく影響しないため考えないものとして、CPUとメモリについては十分高い結果だ。ストレージのスコアが「5.9」と振るわないが、HDDを採用していることを考えればやむを得ないだろう(「5.9」はHDDを搭載したときの最高スコア)。ファイルアクセスの面だけ見ればそれほど高性能というわけではないが、全体的に十分すぎる性能を持っていると言える。

CPUの処理性能を計測する「CINENBENCH」を試してみたところ、クアッドコアCPUだけあって高めの結果が出ている。OpneGLのスコアについても十分な結果が出ており、ちょっとした3Dツールやゲームも快適に動作するはずだ。

「CINEBENCH R11.5」(写真左)と「CINEBENCH R15」(写真右)のベンチマーク結果

ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで107.6MB/秒という結果。HDDとしては標準的な性能だ。SDDに比べるとアクセス速度はかなり落ちるが、家庭内の標準的な利用では十分だと言っていい。なにより1TB×2台の合計2TBという容量を扱える点は、容量の少ないSSDよりも大きなメリットだ。

「CrystalDiskMark」によるストレージのアクセス速度

総合的な3D性能を計測する「3DMark」では、もっとも負荷の高い「Fire Strike」で「717」という結果だった。スコアとしては低いのだが、Haswell世代のCPUで内蔵GPUによる結果だと考えれば健闘しているほうだろう。DirectX 9相当の性能を計測する「Ice Storm」では「58855」という結果で、軽めの3Dゲームなら問題なく遊べるレベルだ。

「3DMark」ベンチマーク結果

「PCMark 8」では「Home conventional 3.0」で「2910」、「Creative conventional 3.0」で「2791」、「Work conventional 2.0」で「3056」という結果だった。クアッドコアCPUと8GBメモリの組み合わせを考えればもう少し高くてもいいのだが、ストレージにHDDを採用している点が影響しているのかもしれない。このスコアでも十分高性能と言える結果だ。

日常的な作業の処理性能を計測する「Home conventional 3.0」ベンチマーク結果

ゲームやクリエイティブ系ソフトの快適さを計測する「Creative conventional 3.0」ベンチマーク結果

文書作成やビデオチャットなどビジネス系作業の性能を計測する「Work conventional 2.0」ベンチマーク結果

ゲーム系ベンチマークソフトを試してみたところ、解像度1,280×720ドットではおおむね「快適」という結果で、1920×1080ドットで「普通」という評価だった。これだけのスコアであれば、ほぼ問題なくプレイできると見ていい。

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」ベンチマーク結果

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ベンチマーク結果

総合的に見て、ホームエンタテイメント向けのPCとしてはかなり高性能だと言える。動画編集などの負荷の高い作業やちょっとしたゲームもそつなくこなす、高いポテンシャルを持ったマシンだ。