スイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」にて、カシオ計算機は「バーゼルスペシャル」となる腕時計を3モデル発表した。概要はすでにお伝えしているが、ここではメタルウオッチ「OCEANUS」続報として、現地で収めた実機の写真をお届けしよう。以下の写真はすべて、クリックすると拡大表示される。

バーゼルスペシャルは「宇宙から見た夜の地球」(ブラックマーブル)

ブラックマーブルのバーゼルスペシャルOCEANUS「OCW-G1000S」

アナログフェイスの電波ソーラーメタルウオッチ「OCEANUS(オシアナス)」は、カシオの腕時計で最上の高級ラインに位置する。バーゼルスペシャル「OCW-G1000S」のベースモデルである「OCW-G1000」は、世界6局の標準電波、およびGPSによるハイブリッド時刻取得に対応した最新モデルだ。2014年に発売10周年を迎えたOCEANUSだが、新たにGPS対応という機能を身に付けたOCW-G1000は、OCEANUSの歴史でマイルストーンに刻まれるモデルとなるだろう。

バーゼルスペシャルのOCW-G1000Sは、「宇宙から見た夜の地球」(ブラックマーブル)がコンセプト。漆黒のブラックフェイスに散りばめた上品なゴールドによって、宇宙の中で輝く地球の光を表現している。また、再結晶ブルーサファイアによって、碧い地球を表現しているのも見どころのひとつ。風防全体を再結晶ブルーサファイアとする贅沢な仕様によって、地球を覆う海のブルーをデザインしている。OCW-G1000Sは世界限定で300本、税別価格は400,000円、2014年7月発売の予定だ。

なお、同じくOCW-G1000をベースにした新作として、OCW-G1000Eも発表されている。こちらはバーゼルスペシャルのような特別仕様ではなく、レギュラーモデルとしてラインナップに加わる見込みだ。