使い勝手に優れる12.5型ノートPC - レノボ・ジャパン「ThinkPad X250」
レノボ・ジャパンの12.5型ノートPC「ThinkPad X250」は、「ThinkPad X」シリーズとして新たに追加されたモデルだ。2014年夏モデルとして発売された「ThinkPad X240」とCPU以外ほぼ変わらないことから、X240のマイナーチェンジモデルと考えたほうがいいかもしれない。X240は現行モデルとして、現在も販売されている。
店頭向けにはパーツ構成の異なる5種類のモデルが用意されているほか、直販モデルではCTO形式によるパーツカスタマイズが可能だ。選択できるCPUはBroadwell世代のIntel Core i3-5010U(2.10GHz)、Intel Core i5-5200U(2.20GHz、直販モデルのみ)、Intel Core i5-5300U(2.30GHz)、Intel Core i7-5600U(2.60GHz)の4種類。
メモリ容量は4GBまたは8GBで、ストレージには500GB HDD / 500GBハイブリッドHDD / 1TB HDD / 128GB SSD / 256GB SSD / 512GB SSDが用意されている(店頭モデルは500GB HDDのみ)。液晶ディスプレイについては、モデルによって解像度やタッチ操作の有無が異なる。高い性能を求めるなら、柔軟なカスタマイズに対応した直販モデルを選びたい。
液晶ディスプレイが12.5型と小振りなのだが、本体重量が約1.45~1.49kgと比較的重めだ。バッテリ駆動時間は10.7時間~16.9時間と十分なスタミナを持っている。ThinkPadシリーズを選ぶユーザーなら、単純な重量より全体的な使い勝手にこだわる人が多いだろう。その点を考慮すると、X240のボタン一体型タッチパッドが、独立ボタン型タッチパッドへ変わったことが大きな違いといえるかもしれない。
製品名 | ThinkPad X250(エントリーパッケージ、20CMA004JP) |
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量販店価格 | 125,000前後から |
OS | Windows 8.1 Update 64bit |
CPU | Intel Core i3-5010U(2.10GHz) |
メモリ | DDR3 4GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics 5500(CPU内蔵) |
ストレージ | 500GB HDD |
光学ドライブ | - |
ディスプレイ | 12.5型、1,366×768ドット |
タッチパネル | ○(マルチタッチ) |
有線LAN | ○ |
無線LAN | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
センサー | - |
Webカメラ | HD 720p |
主なインタフェース | USB3.0×2、アナログRGB、Mini DisplayPort、有線LAN、SD/SDHC/SDXCカードリーダ、ヘッドホン出力 |
バッテリ駆動時間 | 約11.2時間(JEITA2.0) |
本体サイズ | W305.5×D208.5×H19.9-20.3mm |
重量 | 約1.45kg |