Steinberg Media Technologiesは、インターネットを通じて遠隔地のミュージシャンとのコラボレートを可能にするリモートレコーディングシステム「VST CONNECT PRO 3」を発売した。ダウンロード限定販売で、価格は1万5,000円。

「VST CONNECT PRO 3」は、オーディオデータの暗号化、マルチトラック録音、ライブビデオチャット、オーディオ / MIDI データ送受信などを完備したリモートレコーディングシステムだ

同製品では、オーディオ信号の交換を安全に行う暗号化転送処理をはじめ、マルチトラック録音(最大16チャンネル)、ビデオチャット機能を装備し、オーディオシグナル/MIDIデータの送受信にも対応。サンプル単位の同期が可能なP2P接続により、世界中のミュージシャンやプロデューサーとのコラボレーションを実現する。

また、VSTインストゥルメントを使ったレコーディングや、ローカルネットワークでの接続もサポート。最新バージョンでは、デザインが刷新されたほか、Cubase Pro 8でのリモートセッションを即座に設定できるワンクリックセットアップ、フローティングビデオウィンドウ、ドラッグ&ドロップでのファイル送信、FXインサートをVST Connect Performerに設定可能になるなどの新機能が追加されている。なお、同製品の利用には、Cubase 7.5.40 / Cubase Pro 8 / Nuendo 6.5.40以降が必須となる。