ヤフーは、Yahoo! JAPANと「Yahoo!カーナビ」と連動させ、カーテレマティクス事業「ヤフーカーナビプラス(仮称)」構想を進める。自動車損害保険や自動車整備など「Yahoo!カーナビ」と親和性の高いパートナー企業と今夏より連携し、サービスを提供する。また、4月以降にカーナビゲーションアプリ「Yahoo!カーナビ」のアップデートを実施し、高品質化させた渋滞情報を提供する。

同社は「ヤフーカーナビプラス(仮称)」構想を進め、"車空間のユーザー"に付加価値の高いサービスを提供する。そのために、今夏より、「Yahoo!カーナビ」と親和性の高いパートナー企業と連携する。連携するのは、自動車保険、カーサービス、自動車整備、自動車販売など事業を営む企業となる。

ヤフーカーナビプラス(仮称)事業戦略

「Yahoo!カーナビ」アプリのアップデートでは、従来のリアルタイムのVICS情報に加えて、「Yahoo!カーナビ」で保有しているプローブ情報を元にした独自の渋滞予測データを4月より提供する。これによりカバーできていなかった道路を含む広範囲の情報やVICSとプローブをミックスさせた情報の高密度化が可能になる。

画像左:VICSのみ(直線矢印)、画像右:VICS(直線矢印)とプローブ(点線矢印)

また、ドライバーの安全運転を支援するための新機能として、三井住友海上火災保険のアプリ「スマ保『運転力』診断」と今夏に連携する予定。

「スマ保『運転力』診断」結果画面イメージ