神奈川県・パシフィコ横浜で開催のCP+2015、トランセンドブースはMacBook対応製品を大きく取り上げているほか、UHS-I:U3規格に対応したSDメモリーカード製品を展示していた。

Macbook対応製品の中では、「厳密にはSD規格から外れるので専用メモリ」という位置付けだが、奥行きが短いMacBook ProやMacBook Airの専用ストレージカードや、SSD製品などが目立った。

写真の右側にはドライブレコーダーの展示もあったが、これは台湾の本社が推進している製品分野のためだろう。一番左はMacBookでの速度デモ環境だ

MacBook対応製品群。SSD換装用キットや専用メモリカードが独自の製品だ

UHS-I対応のSDメモリーカードは、リード速度が最大95MB/秒でライト速度が最大60MB/秒のUHS-I U3シリーズと、リード速度が最大95MB/秒でライト速度が最大85MB/秒のUHS-I U3Xという2種類をラインナップに加えている。

SDメモリーカードの高速製品。UHS-I対応製品は2ラインナップで、容量は最大256GBだ

トランセンド製品だけでなく、SDメモリカードの高速インタフェース規格「USH-I」、および、最低データ転送速度を保証する「UHSスピードクラス」に準拠した製品が増えてきた。ちなみに、UHSスピードクラス3(U3)の最低データ転送速度は30MB/秒だ。リーダー/ライター側(パソコン内蔵を含む)でもUHS-I対応が進んでいるため、デジタルカメラで多くの写真や動画を撮影する人は、UHS-I対応SDメモリーカードとリーダー/ライターの導入を検討してみてはどうだろうか。