学校授業におけるICT(Information and Communications Technology、情報通信技術)教育は、以前から文部科学省が中心となって推進してきたが、導入事例は珍しいものではなくなりつつある。一部の学校では既にPCやタブレットを使った授業だけではなく、クラス内での研究発表にも活用するようになってきた。この流れを進めるのが、「第2回 学校・地元・家族自慢プレゼンコンテスト」決勝大会である。

1,751作品から選ばれた10組のプレゼンテーション

朝日学生新聞社が主催し、日本マイクロソフトのほか4法人が協力する本大会は、表現力やコミュニケーション能力の発達というICT教育の拡充、学習目的と、Office搭載PCやPowerPointに慣れ親しむため、2014年3月に第1回を開催。そして、2014年9月から全国の小学生を対象にした大会を催し、2015年2月7日の決勝大会にいたっている。

会場となる日本マイクロソフト品川本社オフィスには、1,751作品(のべ3,678人参加)から審査を勝ち抜いてきた10組の小学生が登場し、それぞれ個性的なプレゼンテーションを行った。内容を審査するのは、ジュニアプレゼン協会 代表理事 山本宏義氏、慶應義塾大学 総合政策学部 准教授 井庭崇氏、朝日学生新聞社 代表取締役社長 脇阪嘉明氏だ。

ジュニアプレゼン協会の山本宏義氏

慶應義塾大学の井庭崇氏

朝日学生新聞社の脇阪嘉明氏

協力社代表として、NECパーソナルコンピュータ コンシューマ事業本部 マーケティング部 マネージャー 宮田弘之氏、東芝 パーソナル&クライアントソリューション社 国内営業事業統括部 国内マーケティング部 部長 荻野孝広氏、富士通 ユビキタスビジネス戦略本部 プロモーション統括部 パーソナルプロモーション部 部長 川合清治氏、日本マイクロソフト 執行役 コンシューマー&パートナーグループ オフィスプレインストール事業統括本部長 宗像淳氏の姿も。そして元体操選手で日本体育大学助教授 田中理恵氏が特別審査員として加わり、合計8名となる。

NECパーソナルコンピュータの宮田弘之氏

東芝の荻野孝広氏

富士通の川合清治氏

日本マイクロソフトの宗像淳氏

特別審査員の田中理恵氏

まずは各小学生のプレゼンテーション内容を紹介しよう。