2画面分割機能
5.5インチの大画面は、想像以上に仕事で便利だった。特に便利なのは、iPhone 6 Plusを横置きにして、Bluetoothで外付けのキーボードを接続するやり方だ。原稿も書けるし、テザリングしなくても通信できる。いつでもどこでも、ちょっとしたワークスペースを展開できるのだ。
さて、そうなると、欲しくなるのが、画面を分割してウインドウを複数並べる「マルチウインドウ」機能である。5.5インチだと2画面程度が限界かもしれないが、これがあると仕事がすごく捗るのだ。ちなみに大画面で画面分割できることの便利さに気づいたのは、GALAXY Note Edgeを触っていたときである。
そもそも、iPhone 6 Plusには横向き専用のインターフェースが用意されていて、Gmailなどを表示する際は、左に件名と差出人のリスト、右側に選んだメールの内容という風に、画面を分割して表示することができる。つまり、ひとつのアプリの中でマルチウインドウ的な動作もできるのだ。
それなら、ぜひアプリ同士を横に並べる機能もお願いしたい。サファリとメモアプリを並べて、調べ物をしながら原稿を書く――なんてできたら、最高に便利なんだけどなあ。
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……以上、iPhone 6 Plusが最強のスマホになるために、ぜひ搭載してほしい3つの機能を紹介した。
ここまで書いて思ったのだけど、この3つの機能が付いたiPhone 6 Plusって、結局のところGALAXY Note Edgeじゃん! どの項目を読み返しても、「GALAXY Note Edgeを使って思った」とか書いちゃってるし。
だったらGALAXY Note Edgeを使えよって話で、それはごもっともなのだけど、そうじゃなくてiPhone 6 Plusに搭載してほしいのだ。これが、iPhone 6 Plusを買ってしまった者としての、複雑なユーザーゴコロってやつなのである。