除夜の鐘を聞いた後の数日間に食べるものと言えば、おせちや和洋中のパーティメニューの数々。お寿司やお刺身、ローストビーフと日頃は食べない豪華なメニューも飛び交うことだろう。しかし、そんなメニューも数日経つと飽きてくる。大好物なのに、もうお餅は見たくないなんて気持ちにもなるだろう。

そこで、再びヌードルメーカーの登場。余った食材を使って、パスタを作ってみるなんてどうだろうか。まず一品目は、さっぱりした気分になるためにエビのトマトソースパスタだ。エビはなんでもいい。おせちに入っていた焼きエビでもいいし、冷凍エビでもお刺身の残りでもいい。その他の材料はトマト缶とタマネギ、ニンニクなど冷蔵庫や食料庫に常備していそうな材料だけだ。

作り方も非常に簡単。みじん切りしたタマネギ1/2個と、ニンニク1片を炒めて、トマト缶半分ほどを投入。塩こしょうで炒めて、エビと合わせる。加熱済みのエビの場合は痛める時間を短めに。あとは、ヌードルメーカーで作ったパスタと合わせるだけ。このソースは1.6mmの角麺から、平面、2.0mmの太めの丸麺まで麺の太さは問わずに合わせられる。濃い味や、地味な味の正月メニューの後に、食べるさっぱりしたトマトソースのパスタは、きっとうまいはずだ。

【左】パスタは強力粉と薄力粉をブレンドして作る 【中】パスタには卵を使う。白身の粘度の強い部分もしっかりと切るように混ぜておこう 【右】あとはそばと同じ。卵入りの水を投入すれば、自然に麺ができあがる

【左】具材を用意。エビとタマネギ、トマト缶など 【右】具材を炒めてエビも投入。ここでは冷凍エビを使ったのでしっかりと火通す。大きめのエビの場合、別に炒めておくのもいい

【左】茹で上がったパスタを投入して混ぜ合わせる 【右】エビ入りトマトソースのパスタができあがり

トマト味が苦手なら、生ハムなどを使ったクリームソースのパスタはいかがだろうか。キノコ類と生ハムを牛乳と生クリームでちょっと煮るだけ。ここではエリンギを入れているが、シメジも相性がいい。また、生ハムの代わりにベーコンやロースハムでもいい。トマトソースとは異なり、洋風の濃厚さと塩気がたまらない味わいだ。こちらは1.6mm平麺で打つと、ソースの絡まり具合が良さそうだ。

【左】生ハムとエリンギ、タマネギ、生クリームなどを用意。基本的には炒めたあとに混ぜ合わせるだけ 【中】タマネギとエリンギを炒め、しんなりしたら牛乳ちょっとと生ハムを追加。そして最後に生クリームを投入して塩で味を調整する 【右】平麺のパスタと併せて生ハムとエリンギのクリームソースパスタが完成。和のおせちに飽きた口には最高だ

2014年の調理家電を盛り上げてくれたフィリップスのヌードルメーカーがあれば、このように年越しそばから正月明けのパスタまで、手軽に麺作りを楽しむことができる。いつものレシピにちょっとプラスで面白い料理が作れるようになるのだ。是非、ヌードルメーカーで年越しそば作りを試してみてほしい。