ユピテルは12月15日、ドライブレコーダー「DRY-FH330」を発表した。発売は12月22日。価格はオープンで、推定市場価格は12,000円前後(税別)。

「DRY-FH330」

DRY-FH330は、フルHDの映像を撮影できるスタンダードタイプのドライブレコーダーだ。画角は水平92度×垂直48.5度。映像の記録は、エンジンに連動してスタートする。記録メディアはmicroSD/SDHCメモリーカードで、32GBまでのメディアを使用可能だ。製品には4GBのmicroSDHCメモリーカードが付属している。

動画の解像度は、1080P HD(1,920×1,080ピクセル)と720P(1,280×720ピクセル)から選択できる。付属の4GBカードを使用した場合、1080P HDモードで、約40分の動画を記録できる。

メモリーカードの空き容量がなくなった場合に行われる動作は「上書き禁止」「常時録画上書き」「すべて上書き」の3種類を用意。上書き禁止の場合、容量がなくなると録画をストップする。常時録画上書きとすべて上書きの場合は、古い動画から上書き保存される。残したい映像を専用フォルダに保存する「ワンタッチ記録ボタン」を装備しているが、常時録画上書きの場合にはこの領域を除いて上書き、すべて上書きの場合にはこの領域にも上書きされる。

撮影した映像は、本体に装備されている1.5型液晶モニターで確認できるほか、メディアをPCにもって行き再生することも可能だ。動画圧縮形式はMOV(H.264)で、Windows 7以降のOSがインストールされているPCならば、Windows Media Playerで再生することができる。

1.5型の液晶モニターを装備

電源は、付属の5Vコンバーター付シガープラグコード(12V車専用)を使用する。大きな事故の場合は、電源が遮断されてしまう場合もあるが、その際でも記録中の動画が破損しないように、バックアップ用のスーパーキャパシタを搭載している。

また、フルHDの映像を記録できる機器は、地デジチューナーやカーナビなどに影響を与えやすいが、DRY-FH330では、電波干渉対策を徹底。他の機器への影響を抑えている。本体サイズはW67×D31×H52mmで、質量は約60g。

「DRY-FH330」の取り付けイメージ