ユピテルは12月2日、ドライブレコーダー「DRY-WiFiV1c」を発表した。発売は12月5日。価格はオープンで、推定市場価格は22,000円前後(税別)。

「DRY-WiFiV1c」

DRY-WiFiV1cは、フルHDの映像を撮影できるドライブレコーダー。最大の特徴は、スマートフォンとの連携機能だ。

DRY-WiFiV1cは無線LAN機能を搭載しており、専用アプリ「DRY-WiFi Remote」を使用することで、スマートフォンからDRY-WiFiV1cを操作できる。また、DRY-WiFiV1cで撮影した動画のスマートフォンへのダウンロードや、車から離れた場所にあるスマートフォンで映像を見ることも可能だ。マルチカメラ機能も搭載しており、1台のスマートフォンで、一度に4台までのDRY-WiFiV1cの映像を見ることができる。DRY-WiFi Remoteは、iOS 6.0以上、またはAndroid OS 4.0以上の環境で使用可能だ。

通常の撮影は、エンジンスタートと連動して行われる。記録メディアはmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカードで、64GBまでのメディアを使用可能だ。製品には8GBのmicroSDHCメモリーカードが付属している。撮影可能な動画のサイズは、3M(2,304×1,296ピクセル)、または1080P HD(1,920×1,080ピクセル)で、そのほかに848×480ピクセルの動画をスマートフォンに保存することも可能だ。付属する8GBのメモリーカードを使用した場合、3Mモードでは約50分、1080P HDモードでは約60分の動画を撮影できる。空き容量がなくなった場合は古い動画から上書き保存されるが、上書きされたくない映像を専用フォルダに保存する「ワンタッチ記録ボタン」も装備している。

【左】「DRY-WiFiV1c」の取り付けイメージ 【右】1.5型の液晶モニターも装備

撮影した映像は、スマートフォンのほかに、本体に装備されている1.5型液晶モニターでも確認できる。また、録画済のメディアをPCに挿して映像を確認することも可能だ。

本体サイズはW85×φ40mmで、質量は約61g。電源はシガープラグコード(12V車専用)だが、事故で電源が断たれたときのバックアップ用に、スーパーキャパシタと内蔵充電池も装備している。