GALAXY Note Edgeは決して“イロモノ”“キワモノ”端末ではない!

今回、GALAXY Note Edgeを短期間ながら使ってみて感じたのは、いろいろと話題になっていたエッジスクリーンの使い勝手の良さだ。最初は話題性優先のイロモノ的な機能かと思ったが、使ってみるとこれがどうして、非常に実用的なのである。

また、Sペンの書き心地の向上にも驚かされた。取材の現場ではまだ紙とペンを使う記者も多く見かけるのだが、GALAXY Note Edgeは本当にアナログな道具と遜色ないレベルまで近づいてきている。

どうしてもハード的な問題で“ガラスに書いている感”は否めないのだが、それが気にならないのであれば“アンドゥ”できたりペン先や色を自由に変更できる分、Sペンの方が便利な点も多々ある。

ボイスレコーダーやカメラ性能が向上したこともあわせて考えると、GALAXY Note Edgeはビジネス向けの端末として非常に優秀だ。筆者は仕事柄、カメラ、ボイスレコーダー、ノートPCはどうしても持ち歩かないといけないのだが、GALAXY Note Edgeはそれぞれのサブ機を一台にまとめた端末として重宝した。これなら、仕事道具に万が一のことがあった場合の保険にもなりそうだ。

ただ、左利きには使いにくいかも

一方で気になる点もある。

まずは特殊な形状により、保護フィルムが剥がれやすいという意見を耳にすること。筆者は保護フィルムなしで運用するので問題ないが、ここが気になる人は多いだろう。アクセサリのフリップカバーを使うなどして対応するのも手だ。

また、エッジスクリーンが右側固定のため、左利きには使いづらい。実際、左利きの知人に触ってもらったが、やはり違和感があるという感想だった。画面は回転できるので上下を逆にすればいいのだが、そうすると今度はホームボタンが上に行ってしまう問題が出てくる。このあたりは左右対称のスマートフォンにはなかった問題なので、今後の機種で解決されることを期待したい。

(記事提供: AndroWire編集部)