第一回「KDPアワード」の受賞者は高城剛氏

今回の記者説明会において、玉木バイスプレジデントはKindleダイレクト・パブリッシングにおいて、著書の販売やカスタマーレビューにて最も成功をおさめた著者に対して授与する「KDPアワード」の創設を発表。また、初の受賞者「AUTHOR OF THE YEAR 2014」にハイパーメディアクリエイターとして知られる高城剛氏が選ばれた。

高城氏は、26冊の紙の書籍と15タイトルの電子書籍による著書のうち、7タイトルをKindleダイレクト・パブリッシングで出版している。その中でもメールマガジンに掲載された読者とのQ&Aのやりとりを掲載した「白本」と「黒本」は、2014年のKDPベストセラーになっただけでなく、高い評価のカスタマーレビューを獲得していることが今回の受賞につながったとのこと。

KDPアワード初の授賞式にてと玉木バイスプレジデントと受賞者の高城剛氏

数々の新製品が紹介されただけでなく、新サービスやさらにKDPアワードも発表された今回の記者説明会。ユーザー分析を行ない動向を把握するだけでなく、Kindleダイレクト・パブリッシングの賞を創設と、ユーザー・著者両面から見据えて電子書籍の展開を行なおうとしているアマゾン。果たして今後の展開はどうなるのだろうか?

(記事提供: AndroWire編集部)