iPhoneを探す(iOS、Web)

これは無線LANやモバイルデータ通信を利用して、iPhoneやMacの現在位置を地図上で確認し、リモートでロックしたり、データを消去できるという機能。昨年からGoogleも「Androidデバイスマネージャー」として同様の機能を提供するようになったが、アップルは2010年、まだMobileMeと呼ばれていたころからこの機能を提供している。

iPhoneにはリモートからサウンドを鳴らしたり、画面にメッセージを表示可能。サウンドは部屋の中で見つからないときにも役立つ

ウェブアプリ(Mac、Win)

ウェブブラウザーから「iCloud.com」にアクセスすれば、「メール」「カレンダー」「リマインダー」「メモ」「iWork(Keynote、Pages、Numbers)」「iPhoneを探す」「iCloud Drive」が利用できる。たとえばiPhoneを紛失してしまい、急いでロックしたい場合など、インターネットカフェなどから前述の「iPhoneを探す」を使ってロックできるので、いざというときに便利な機能だ。

ウェブアプリはSafari、Chrome、Firefox、IEの最新版であれば利用可能だ

以上、駆け足だが、iCloudの機能を一通り紹介した。思っていたよりも多くの機能が提供されていることに驚いた人もいるのではなかろうか。次回からは、それぞれの機能を一つずつピックアップして、詳しい使い方や設定方法を紹介して行く予定だ。