iCloud Drive(iOS、Mac、Win)

これはiOS 7で「『Documents in the Cloud』と呼ばれていた機能を拡大したもので、アプリで作った書類を直接クラウド上に保存し、ほかの機器と共有する仕組みだ。iOS 7まではシステム側の制限で、書類を作成したアプリでしか書類にアクセスできなかったが、iOS 8からはほかのアプリからもアクセスできるようになった。

Mac OS X 10.9 MavericksではiCloud Driveが使えないため、アップデートしてしまうと書類にアクセスできなくなる。次期OS「Yosemite」が出るまではアップデートを控えておこう

iCloud Photo Library(iOS、Mac、Win)

iPhoneなどで撮影した写真をクラウド上に保存し、同一アカウントを利用する機器内で共有する。iOS 7までの「フォトストリーム」は最大1000枚/30日までしか保存できなかったが、iOS 8からは写真のライブラリ全体をiCloudのストレージ容量いっぱいまで、期間無制限に保存できるようになった。アップロードした写真はiCloudユーザー同士での共有も可能だ。

iCloud Photo Libraryは現在ベータ版という扱いなので、従来のフォトストリームも引き続き利用できる