iOSに標準装備の天候情報アプリ「天気」は、iOS 8から仕様が変更された。iOS 7のときは、気温部分をタップすると湿度や体感気温を確認できたが、iOS 8ではタップしても変化なし。iOS 8から情報提供元が「The Weather Channel」に変更されたことも関係しているのだろうか?

そうではない。「The Weather Channel」そのものは湿度や体感気温、風の強さといった情報を持っている。「天気」に表示されなくなっただけのことで、「The Weather Channel」のWEBサイトにアクセスすれば情報の存在を確認できる。

「The Weather Channel」のWEBサイトにアクセスするには、「天気」の画面左下にあるアイコンをタップすればOKだ。表示される天候情報は、アクセスするまで表示していた『天気』の地域によって決まるため、現在地の情報を知りたければ現在地の、目的地の情報を知りたければ目的地の画面を表示した状態でタップすればいい。

しかし、いちいちWEBサイトにアクセスする必要はない。実は、iOS 8の「天気」では湿度など詳細な気候情報の表示方法が変更されており、気温部分をタップするのではなく、画面下部を上方向へフリックすればいい。湿度や体感気温どころか、日の出・日の入りや気圧、UV指数まで確認できる。iOS 7のときよりも、情報量は増しているというのが本当のところだ。

操作手順をカンタン解説

1 これまで同様、通知センターの天候情報部分をタップすれば「天気」が起動する

2 「天気」の画面左下にあるアイコンをタップすると、新しい天候情報の提供元「The Weather Channel」のWEBサイトにアクセスできる

3 湿度や体感気温を確認するには、画面下部の罫線中央付近を上方向へフリックする

4 気圧やUV指数など、iOS 7のときより詳細な天候情報を確認できる

(提供:iPad iPhone Wire)