親指の稼動範囲を確認する

次は親指での操作時の、可動範囲だ。

iPhone 6(左)は、親指をめいっぱい伸ばせば、ディスプレイの反対側の縁まで手が届く。テンキーでフリック入力をする際は、画面の中央部にキーが並ぶため、十分片手でのフリック入力に対応することができそうだ。一方iPhone 6 Plus(右)では、残念ながら端末の端まで親指がリーチしなかった。普段の握り方では、届いて画面の中央部まで。これでは片手でのフリック入力は難しい。

iPhone 6、iPhone 6 Plusを片手で握った際の親指のリーチの比較

展示されていたiPhone 6 Plusでは、テンキーモードにした場合、テンキーが中央に表示されたままではフリック入力は難しい。iPadのテンキーモードのように、左右のどちらかに寄せてキーボードを小さめに表示できるようにすると良さそうだ。