ノートPCの代わりにもなるハイスペックモデル

紹介してきたとおり、ThinkPad 10はIntel Atom Z3795により、ビジネス用途であれば一般的なノートPCにも匹敵するパワーを持ったハイスペックタブレットに仕上がっている。バッテリー駆動時間の驚異的な長さに液晶の高解像度さも相まって、ピュアタブレットとしてだけでなく、キーボードを接続すれば、ノートPCの代替品としても十分活躍できるであろう。さらには、ドックや外部ディスプレイも併用すれば、その活躍の場はさらに広がっていくはずだ。

価格は、デジタイザーペン同梱版が79,000円(税別)で、非同梱版が75,000円(税別)となる。また、メモリを2GBに、OSをWindows 8.1 with Bing 32ビットにした廉価版もラインナップする。こちらは66,000円(税別)だ。快適なPCライフを送るためにあると便利な各種オプション品を同時に購入しても、10万円以内に収めることが可能なのはとてもうれしいところ。モバイルノートを持ち歩く時代からタブレットを持ち歩く時代になっている現在では、イチオシのモデルと言える。

■試用機の主なスペック
メーカー レノボ・ジャパン
型番 ThinkPad 10 20C1002PJP
CPU Intel Atom Z3795(1.59GHz/最大2.39GHz/4コア/4スレッド)
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
OS Windows 8.1 Update 64ビット
LAN 802.11a/b/g/n
インタフェース Micro HDMI出力ポート×1、USB 2.0ポート×1、マイクロフォン/ヘッドフォンコンボジャック×1、ドッキングコネクタ×1、電源コネクタ×1、Bluetooth v4.0、MicroSDメディアカードリーダー、200万画素前面カメラ、800万画素背面カメラ
センサー類 加速度センサー、近接センサー、デジタルコンパス、光センサー、GPS、ジャイロセンサー
サイズ W約256.5×D約177×H約8.95mm
重量 約589g
ディスプレイ 10.1型10点マルチタッチパネルディスプレイ(1,920×1,200ドット)
価格 79,000円(税別)