格安のSIMフリースマホは、今年に入り認知が広がりバリエーションも広がっています。子供向けスマホも販売されていますが、学習力のある彼らに渡してしまうと、見せたくない情報に辿り着いてしまう可能性も。Android、iOS別に予防できることを考えてみました。

Android

Androidは柔軟な設定が可能で、管理者や保護者による未成年者の閲覧制御機能「ペアレンタルコントロール」を施すアプリも多々リリースされています。その中でも特にオススメが「まもるゾウ」と、「ノートンファミリー」です。

「まもるゾウ」では、スマホに以下のような機能制限をかけることができます。

  1. 曜日ごとのアプリ利用時間制限
  2. 通話時間制限(1回ごとの通話先)
  3. 月間累積発信時間の制限
  4. 電話の発着信先制限
  5. 利用アプリの制限

「この機能はOK」「これはダメ」「時間は何時~何時まで」といった設定がコレ1つで完結するため非常にオススメ。Playストアでは低評価やコメントもありますが、よくよく見るとそれらは子供たちからの評価。保護者側からは軒並み良い評価が寄せられています。このことからも非常に信頼度の高いアプリと言えます。

インターネットアクセスのフィルタリングを強化してくれるのが「ノートンファミリー」。許可されていないWebサイトや、有害と思われる情報をシャットアウトしてくれます。 主な機能は以下のとおり。

  1. 子供の年齢に適したフィルタリング設定を自動で適用
  2. Webブラウジングを追跡し、不適切と設定したサイトに接触したい場合、接続遮断
  3. 許可していないネット利用を子どもがしようとした場合、電子メールで通知
  4. スマホの利用期間を監視
  5. 別のスマホ、PCで活動を管理できる

「ノートンファミリー」の利用時、ユーザー登録(無料)が必要です。子供たちの安全を守るためにも、ユーザー登録を面倒がらずにインストールしてみてください。

iPhone

では、iPhoneの場合はどうでしょうか。iPhoneには現時点でペアレンタルコントロール行えるアプリがありません。そこで「機能制限」を使うことで、Androidと同じような設定が可能です。

「設定」-「一般」-「機能制限」-「機能制限を設定」をタップし、パスコードを設定します。ここではアプリや機能ごとに許可・不可の設定を変更できるので、子供の年齢や用途に合わせて変更していきましょう。

設定例) 1. Safari 2. iTunes Store 3. インストール 4. Appの削除 5. App内での購入

Safariを無効化しているため、通常はインターネット接続ができません。しかし、App StoreにはSafariよりも安全度の高いフィルタリング機能付きのブラウザがあるので、そちらを利用していきましょう。

確かにインターネットには危険な情報も数多くあります。しかし、節度をもった使い方をすれば子供たちにとっても有益なものであることを私たち親世代は十分に理解しているはず。子供たちと話し合い、「スマホを使うルール」を決めてみてはいかがでしょうか?

SIM通では格安SIM・格安スマホに関する様々なコンテンツを用意。是非チェックしてみてください。