ソニーモバイルコミュニケーションズは14日、NTTドコモ向けスマートフォンの2014年夏モデルとして、フラッグシップモデルの「Xperia Z2 SO-03F」、コンパクトモデルの「Xperia A2 SO-04F」を発表した。Xperia Z2 SO-03Fは21日から、Xperia A2 SO-04Fは6月中旬から全国のドコモショップおよび家電量販店などで販売する。

Xperia Z2 SO-03F

Xperia A2 SO-04F

Xperia Z2 SO-03F

Xperia Z2 SO-03Fは約5.2型の高性能スマートフォン。従来モデルから、2.3GHz クアッドコアの高速CPUなどによるハイスペックや、ガラスの一枚板を目指したソリッドなデザインなどを引き継ぎ、細部をブラッシュアップした。

オーディオ面ではスマートフォンで初めてデジタルノイズキャンセリングに対応した。別売のデジタルノイズキャンセリングヘッドセット「MDR-NC31EM」やウォークマン同梱のノイズキャンセリングヘッドホンを用いることで、周囲の騒音を最大約98%低減する。上記のオプションでハンズフリー通話も可能。また、フロント面にステレオスピーカーが配置されたほか、「S-Force フロントサラウンド」にも対応。臨場感あふれる音を楽しめるという。

メインカメラには約2,070万画素の1/2.3型イメージセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載。レンズにはF2.0、広角27mmのソニー製Gレンズを採用している。画像処理エンジンはXperiaに最適化された「BIONZ for mobile」。カメラアプリケーションとしてスローモーション映像に加工できる「タイムシフトビデオ」、多様なエフェクトを用意する「クリエイティブエフェクト」「ARエフェクト」、ぼかし具合を調整できる「背景ぼかし」などの機能もある。4K動画の撮影にも対応している。撮影した動画はMHL3.0で4Kに対応したテレビに出力可能。

液晶は約5.2型のフルHD(1,920×1,080ドット)「トリルミナスディスプレイ for mobile」で、さらに「Live Color LED」、超解像エンジン「X-Reality for mobile」によってリアリティ豊かに映像を表現するという。

サイズはW73×D8.2×H147mmで、重量は約163g。カラーはブラック、ホワイト、パープルの3色。IPX5/8相当の防水性能、IP5X相当の防塵性能を持つ。

ストレージは約32GB。最大128GBのmicroSD/microSDHC/microSDXCカードの利用に対応する。OSはAndroid 4.4。通信機能としてBluetooth 4.0、IEEE 802.11 a/b/g/n/acなどを備える。バッテリ容量は3,200mAh。連続待受時間は、3Gでは約650時間、GSM、LTEでは約570時間。連続通話時間は、3Gでは約930分、GSMでは約810分。

Xperia Z2 SO-03F

Xperia A2 SO-04F

Xperia A2 SO-04Fは約4.3型(1,280×720ドット)のコンパクトなスマートフォン。CPUは2.2GHz クアッドコア。Xperia Z2同様、メインカメラには、約2,070万画素の1/2.3型イメージセンサー「Exmor RS for mobile」、F2.0、広角27mmのソニー製Gレンズを採用、画像処理エンジンはBIONZ for mobileを搭載する。ディスプレイも、Xperia Z2と同じく「トリルミナス ディスプレイ for mobile」を採用し、「X-Reality for mobile」にも対応。

サイズはW65×D9.7×H128mmで、重量は約138g。カラーはグレーブラック、ホワイト、ラベンダー、オレンジの4色。Xperia Z2と同等の防水、防塵性能を持つ。

ストレージは約16GB。最大128GBのmicroSD/microSDHC/microSDXCカードの利用に対応する。OSはAndroid 4.4.2。通信機能としてBluetooth 4.0、IEEE 802.11 a/b/g/n/acなどを備える。バッテリ容量は2,300mAh。連続待受時間は、3Gでは約500時間、GSMでは約410時間、LTEでは約450時間。連続通話時間は、3Gでは約580分、GSMでは約600分。

Xperia A2 SO-04F