韓国Samsung Electronics (サムスン電子)は29日、光学10倍ズームレンズと2,070万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載したスマートフォン「Galaxy K zoom」を発表した。焦点距離は35mm判換算で24~240mm、開放F値はF3.1~6.3となっている。OSはAndorid 4.4 (Kitkat)。

Galaxy K zoom (チャコールブラック)

24~240mm(35mm判換算)の光学10倍ズームレンズ

コンパクトデジタルカメラに比肩するカメラ機能を持つ「Galaxy K zoom」。光学式の手振れ補正機能やキセノンフラッシュも搭載する。AF(オートフォーカス)とAE(オート露出)を個別に指定できるほか、5種類のフィルター設定を提案する「プロサジェスト」機能、自分撮りに便利な「セルフィアラーム」、動く被写体を追尾する機能を用意している。フルHDの動画撮影にも対応する。

チャコールブラックのほか、エレクトリックブルー、シメリーホワイトのカラーバリエーションがある

主な仕様は、CPUが4コア/1.3GHzと2コア/1.7GHzの計6コア、メモリが2GB、ストレージが8GB、ディスプレイが4.8型液晶 (1,280×720ドット)。通信機能は、LTEと3G回線のほか、IEEE802.11a/b/g/nのWi-Fi、Bluetooth 4.0、NFCに対応する。インタフェースはUSB 2.0とmicroSDスロット(最大64GBまで対応)、200万画素のフロントカメラ、センサー類は加速度、ジャイロ、近接、GPS、照度センサーを搭載する。サイズはW70.8×D16.6~20.2×H137.5mm、重量は200g。バッテリ容量は2,430mAh。なお記事掲載時点では、提供地域や時期、価格については発表されていない。

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