BioShock Infinite(グラフ24~38)

Irrational Games
http://www.bioshockinfinite.com/ja/home

ベンチマーク手順はこちらで、解像度のみ変更している。まず全体としての平均フレームレート(グラフ24)を見ると、R9 295X2は低解像度では200fps程度で頭打ちであるが、2048×1536pixelあたりまでフラットに200fpsを維持、4K解像度でも90fps弱を維持しているのは素直にすごいと言える。

最大フレームレート(グラフ25)は、Full HDでR9 295X2が暴れているのを除くとおおむねセオリー通りといったところ。2048×1536pixel以降はR9 295X2とR9 290Xがあまり変わらない、というのもちょっと象徴的である。

一方の最小フレームレート(グラフ26)はかなり低めで、R9 295X2ですら10fps維持という話だが、これについては個別に見る事にしたい。

まずはWelcome Center(グラフ27~29)。ここが一番Overallに影響を与えているシーンである。実際最大フレームレート(グラフ28)や最小フレームレート(グラフ29)は、Oveallのそのまんまという感じだ。

次はTown Center(グラフ30~32)。平均フレームレート(グラフ30)はだいたい同傾向。最大フレームレート(グラフ31)は全体的にかなり暴れているが、4K解像度になると収束しているのがちょっと面白い。また最小フレームレート(グラフ32)はアーキテクチャ別にきれいに分離しているのも特徴だが、Dual GPUの2製品がR9 290Xにやや及ばないあたりはCrossFireXの影響もあるのだろうか?

次がRaffle(グラフ33~35)であるが、平均フレームレート(グラフ33)を見るとSingle GPUが比較的直線的な傾向なのに対してDual GPUは結構高解像度まで粘る印象だ。最大フレームレート(グラフ34)はGTX 780がやや暴れているが、それを除くとやはりSingle GPUとDual GPUで明確に分離する印象。

また最小フレームレート(グラフ35)を見ると、これもアーキテクチャ別に分離しているのが面白い。またR9 295X2が4K解像度でもっとも最低フレームレートが高い、というのはもう負荷となるものが解像度以外の要因なのではないかという気すらする。

最後がMonument Island(グラフ36~38)で、平均フレームレート(グラフ36)の傾向は同じだが、全体に数字はやや高め。最大フレームレート(グラフ37)も暴れ方はすごいが、全体としての傾向は変わらず。最小フレームレート(グラフ38)ではR9 290Xが案外に頑張っているのが印象的である。

全体を通してR9 295X2はかなり高いフレームレートを維持できているな、という印象を受けた。