Richlandに安価な最下位モデル

AMDのAPU新モデルとして「A4-4020」が登場、発売が開始された。最新の「Kaveri」コアではなく、前世代の「Richland」コアのモデルであるが、価格は5,000円前後と非常に安い。仕様は3.2GHz/2コア/65Wで、Richlandとしてはローエンドモデルとなる。とにかく価格重視というユーザーには良さそうだ。

AMDの「A4-4020」。Richlandコアなので、ソケットはSocket FM2だ

OPNは「AD4020OKA23HL」。グラフィックスはRadeon HD 7480Dを内蔵する

3モデル目のBay Trail-D搭載マザー

ASUSからもBay Trail-D搭載のMini-ITXマザーボードが発売された。デュアルコアのCeleron J1800を搭載する「J1800I-C」というファンレスモデル。拡張スロットはPCI Express x1とMini PCI Expressで、メモリスロットはSO-DIMM DDR3L-1333が2つ。グラフィックス出力はVGAとHDMIだ。価格は10,000円前後。

ASUSの「J1800I-C」。対応OSはWindows 8/8.1のみとなるので注意

ストレージはSATA 3Gb/sが2ポート。Mini PCI Expressも用意されている

メモリはDDR3L SO-DIMMが2スロットだが、配置がちょっと変わっている

バックパネルのインタフェースはシンプル。USB3.0は1ポートのみだ

これまで、Bay Trail-D搭載モデルは、GIGABYTEの「GA-J1900N-D3V」やBiostarの「J1800NH」が発売されているが、BUY MORE秋葉原本店の話では、唯一の4コア搭載モデルで、Windows 7もサポート(BIOSアップデートが必要)しているGA-J1900N-D3Vが一番人気だとか。価格差もそれほど大きくないので、お買い得感があるのも理由だろう。