スマートフォン向けゲームアプリ「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」の課金ガチャが一部のユーザーから批判されていた件について、スクエア・エニックスは6日、同ゲームのプロデューサーである柴貴正氏のコメントを発表した。

「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」

同ゲームは、スクエア・エニックスとCygamesが共同開発したスマートフォン向けゲームアプリ。人気ゲームタイトル「ドラゴンクエスト」に登場するモンスターを育成し、ゲームを進めるRPGで、サービス開始から11日間で200万ダウンロードを突破するなど、人気を集めている。

今回問題になっているのは、強力なモンスターを入手できるアイテム「金の地図」が当たる課金ガチャ「金の地図ふくびき」(有料アイテムを購入することで、くじ引きが行える)について。くじ引き画面に表示される「金の地図」の数と、実際に同アイテムが手に入る確率が異なると、一部のユーザーから返金を求める声が挙がっていた。

具体的には、実際には当たる確率が低いにも関わらず、くじ引き画面に表示される10本のくじのうち、8本が「金の地図」だった。その後、同社はユーザーの声を聞いてか、「金の地図」を10本中5本に減らしたが、批判の声は収まらなかった。

これに対して、同ゲームのプロデューサーである柴貴正氏は、「皆様にご不便をお掛けしておりますこと、なにより、運営に対して不信感を与えてしまった現状を深くお詫び申し上げます」と謝罪。同ゲームについて、有料課金をしなくても十分に楽しめるよう、ゲームバランスを調整していると説明した。

今後の展開については、「金の地図ふくびき」などの仕様変更にくわえて、無料で利用できるコンテンツの拡充を図りたいとし、「どなた様にも楽しんでいただけるサービスやコンテンツの追加を目指してまいります」とコメントした。

なお、同社は「金の地図ふくびき」を含めた「まほうの地図ふくびき」を2月5日より一時停止し、これまでに「まほうの地図ふくびき」を利用したユーザーに対して、利用回数に応じた有料アイテムの返還を実施している。

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