ソニーは1月31日、デジタルカメラ「サイバーショット(Cyber-shot)」シリーズの「DSC-QX100」「DSC-QX10」に新機能を追加するアップデートソフトウェアの提供を開始した。

上段左が「DSC-QX100」、上段右が「DSC-QX10」

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今回のアップデートは2013年12月に予告されていたもので、2013年1月下旬に開始予定とされていた。今回のアップデートソフトを適用することで、最大1,440×1,080ドット/30fpsだった動画記録が、最大1,920×1,080ドット/30fpsで行えるようになる。

また、DSC-QX100ではプログラムオートと絞り優先モードでのISO感度上限値がISO12800に向上する(従来は最大ISO3200)ほか、シャッタースピード優先モードが新たに追加された。シャッタースピード優先モードで利用できるISO感度はISO12800が上限。選択できるシャッタースピードは30~1/4,000秒。一方のDSC-QX10でも、プログラムオート時の上限感度がISO3200(従来はISO1600)に引き上げられている。

DSC-QX100DSC-QX10ともに、2013年10月に発売されたモデル。通常のデジタルカメラから液晶モニターなどが省かれたレンズだけのような形状をしており、スマートフォンに装着して撮影可能だ。レンズ性能や撮像素子は、DSC-QX100が「DSC-RX100M2」(1型CMOS、光学3.6倍ズーム)、DSC-QX10が「DSC-WX200」(1/2.3型CMOS、光学10倍ズーム)とそれぞれ同等となっている。

「DSC-QX100」「DSC-QX10」フォトギャラリー(クリックで拡大とスライドショー)

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