ソニーは28日、独自のスライド機構によりクラムシェル型からタブレット型への変形を実現したコンバーチブルUltrabook「VAIO Duo 13」の2013年春モデルを発表した。価格はオープンで、店頭予想価格はLTE非搭載の新モデル「SVD13238EJB」(ブラック)と「SVD13238EJW」(ホワイト)の両カラバリモデルとも180,000円前後。発売日は2月22日で、直販CTOのオーナーメードモデルも同時に販売開始する。

VAIO Duo 13

VAIO Duo 13は、タブレットPCと通常のノートPCを切り替えられる、独自のスライド機構「Surf Slider」を採用したコンバーチブル型Ultrabook。マルチタッチ対応の13.3型フルHD IPS液晶ディスプレイを採用し、専用のデジタイザペンも付属する。基本のハードウェアスペックは昨年秋冬モデルと同等だが、ソフトウェア面でクリエイティブ機能を強化しており、新たにAdobe Photoshop Elements 12を標準プリインストールするなどしている。

「Surf Slider」機構によりスムーズに変形

サイドには専用のデジタイザペンのホールド機構

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4200U(1.6GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400、メモリが4GB(オンボード)、ストレージが128GB SSD、ディスプレイがマルチタッチ対応13.3型ワイドフルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶、OSはWindows 8.1 64bit。オフィスソフトはMicrosoft Office Home & Business 2013。

インタフェースは、USB 3.0×2(1ポートは電源オフ時充電対応)、HDMI×1、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、フロントカメラが"Exmor R for PC"CMOSセンサ搭載フルHDカメラ(207万画素)、リアカメラが"Exmor R for PC"CMOSセンサ搭載カメラ(800万画素)、メモリースティック / SDカード共用スロット×1、ヘッドホン出力など。

本体サイズはW330×D210×H19.5mm。重量は約1.325kg。バッテリ駆動時間は約18.5時間。 なお、au 4G LTE内蔵の店頭モデルは、2013年秋冬モデルの「SVD13229DJB」(ブラック)を継続販売する。

直販CTOのオーナーメードモデルでは、上位のCore i7や大容量高速SSDなどを選択できる。最小構成価格で153,800円から。