米Intelは6日(現地時間)、新ブランド「Intel Security」を立ち上げ、セキュリティ分野における製品とサービスを再構築することを、米ラスベガスで開催中の2014 International CES (CES 2014)における基調講演で明らかにした。2011年に買収した米McAfee (マカフィー)の製品も同ブランドに移行する。

現在のMcAfeeのロゴ。下に「An Intel Company」と記されている

Intel Securityのロゴ。右下にMcAfeeのマークが小さく残っている

それと同時に、モバイル端末におけるセキュリティの重要性が高まっているとして、McAfeeのモバイル向けセキュリティ製品を無償で提供することも発表した。詳細は数カ月後にあらためて発表されるが、iPhoneやiPad、Android端末をサポートする予定だ。

また、BYOD (Bring Your Own Device)が広まる中、多くの企業ではセキュリティ面に不安のあるAndroid端末の使用を禁止しているが、Intel Securityでは企業のセキュリティ基準を満たすIntel Device Protection テクノロジーを2014年中に提供する計画であるという。